【豊川市 その窓、雨漏りリスクあります！チェック方法公開】
1. はじめに
「天井から水が落ちてきた」「壁紙にシミが広がっている」――こんな雨漏りの症状を経験すると、多くの方はまず屋根や外壁を疑います。ところが実際には、“窓まわり”が雨漏りの原因となっているケースが少なくありません。
窓は外壁に開けられた大きな開口部であり、建物の中でも特に防水性能が求められる部分です。築年数が経過した家では、シーリング材の劣化やサッシの歪みが起こりやすく、それが雨漏りの原因となります。豊川市のように台風や梅雨時期の雨が多い地域では、このリスクがさらに高まります。
この記事では、豊川市の気候や住宅事情を踏まえつつ、窓から始まる雨漏りのリスクと、誰でもできるチェック方法をわかりやすくご紹介します。
2. 豊川市の気候と雨漏りリスク
2-1. 梅雨と台風の影響
豊川市は東海地方に位置し、6月から7月にかけて梅雨の長雨、夏から秋にかけては台風による強風雨にさらされます。特に横殴りの雨は窓のシーリングやサッシの隙間から浸入しやすく、通常の雨では問題がなかった窓でも、暴風雨時には雨漏りを引き起こすことがあります。
2-2. 冬の冷え込みと結露
冬の豊川市は底冷えが厳しく、放射冷却で0℃近くまで冷え込む日も珍しくありません。結露は単なる水滴ではなく、時間が経つと木枠や壁紙を傷め、ひび割れやシーリング劣化を加速させます。結果として、その隙間から雨水が浸入しやすくなり、雨漏りのリスクが高まります。
2-3. 築年数とリスクの関係
築20年以上経過した住宅では、窓まわりのコーキング材がひび割れたり、アルミサッシが歪んだりすることがよくあります。特に昭和〜平成初期に建てられた家は、単板ガラス＋アルミサッシが標準仕様で、防水性が弱い構造になっています。豊川市でも「外壁塗装はしたのに窓から雨漏りが…」という相談が増えており、古い家ほど窓の点検が欠かせません。
3. 窓からの雨漏りでよくある症状
3-1. 壁紙やクロスのシミ
窓の周囲に雨漏りがあると、最初に現れるのが壁紙のシミや剥がれです。放置すると広がり、クロス全体を張り替えなければならないほどの被害になることもあります。
3-2. サッシ下部の水たまり
窓枠の下部分に水が溜まっている場合は要注意です。排水機能がうまく働いていないか、シーリングの隙間から雨水が侵入している可能性があります。
3-3. カビやカーテンの変色
窓周囲のカビは結露だけでなく、雨漏りによる湿気が原因のこともあります。カーテンの裾や窓枠付近が黒ずんでいる場合は、雨漏りが進行しているサインと考えられます。
4. 雨漏りの原因となる窓の劣化
4-1. シーリング材（コーキング）のひび割れ
窓枠と外壁の隙間を埋めているシーリング材は、紫外線や雨風の影響で必ず劣化します。ひび割れや剥がれがあると、そこから雨水が浸入しやすくなります。
4-2. サッシの歪みや隙間
地震や経年劣化によってサッシが歪むと、窓が正しく閉まらずに隙間ができます。このわずかな隙間から、強風時に雨水が吹き込むことがあります。
4-3. 排水機能の不良
窓には雨水を外に逃がすための「水抜き穴」がありますが、ゴミやホコリで詰まると水が逆流し、室内側に漏れ出すことがあります。意外と見落とされがちなポイントです。
5. 自分でできる窓の雨漏りチェック方法
5-1. シーリング材の確認
窓周囲のゴム状の部分にひび割れや隙間がないかチェックしましょう。小さなひび割れでも放置すると雨漏りにつながります。
5-2. サッシの動きと密閉性
窓の開け閉めが重い、隙間風を感じる場合は、サッシが歪んでいる可能性があります。夜に窓際で耳を澄ますと、風の音が聞こえることもあります。
5-3. 室内側のシミやカビ
窓枠や壁紙にシミがないか、カビ臭がしないか確認しましょう。特にカーテンの裏側や家具の陰は見落としやすいため注意が必要です。
5-4. 雨の日の観察
雨の日にサッシ下部やガラスの周囲をチェックしてみましょう。水滴が不自然に溜まっている場合は、排水やシーリングの不良が疑われます。
6. 窓の雨漏りを防ぐリフォーム方法
6-1. コーキングの打ち替え
劣化したシーリング材を新しく打ち替えることで、防水性能が復活します。10〜15年に一度は点検・補修が必要です。
6-2. 内窓（二重窓）の設置
内窓を追加することで気密性が高まり、雨水が入り込みにくくなります。断熱・防音効果も得られるため、総合的な快適性向上につながります。
6-3. サッシ交換（カバー工法）
古いアルミサッシを樹脂サッシや複合サッシに交換することで、防水性と断熱性が大幅に改善されます。外壁を壊さずに施工でき、見た目も一新されるのがメリットです。
7. 補助金を活用して費用を抑える
2025年現在、国の「先進的窓リノベ2025」をはじめ、省エネ性能向上を目的とした窓リフォームは補助金制度の対象となっています。窓交換や内窓設置はすべて対象工事で、最大で工事費の半額が補助されるケースもあります。豊川市でも年度によって住宅改修支援制度が利用できることがあり、国と併用することで費用を大幅に抑えることが可能です。
まとめ
窓の雨漏りは見落とされがちですが、放置すれば建物の寿命を縮め、修繕費が膨らむ原因になります。
- 豊川市は梅雨・台風・冬の結露で雨漏りリスクが高い
- 壁紙のシミ・サッシ下の水たまり・カビは雨漏りのサイン
- 原因はシーリング材の劣化・サッシの歪み・排水不良など
- 自分でできる簡単なチェックで早期発見が可能
- リフォームと補助金活用で費用を抑えて根本解決できる
「屋根も外壁も問題ないのに雨漏りが直らない」という場合は、窓を疑ってみることが大切です。早めの点検と適切なリフォームで、安心・快適な住まいを守りましょう。
お問い合わせ情報
窓リフォームダイレクト 東三河店
所在地 〒442-0007 愛知県豊川市大崎町上金居場53番地
電話番号 0533-56-2552
問い合わせ先 info@sanyu-tosou.com
会社ホームページ https://sanyu-tosou.com/
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@team-sanyu
