【豊川市】空き家の資産価値を守る!窓の見直し術

1. はじめに
全国的に増加している「空き家問題」。
総務省の調査によると、愛知県内の空き家率は約14%。
豊川市でも近年、**「相続した実家をそのままにしている」**という相談が急増しています。
実は、空き家の価値を大きく左右するのは「窓」なのをご存じでしょうか?
外壁や屋根よりも早く劣化が進み、雨漏り・結露・防犯リスクを高める要因にもなります。
今回は、豊川市で多数のリフォーム実績を持つ専門店の視点から、
**空き家の資産価値を守るための“窓の見直し術”**を詳しく解説します。
2. 豊川市の空き家事情と窓の劣化リスク
2-1. 豊川市に多い「築30年以上の住宅」
豊川市は昭和〜平成初期にかけて開発された住宅地が多く、
築30年以上の空き家が数多く存在します。
当時の標準仕様は「単板ガラス+アルミサッシ」。
断熱性が低く、外気の影響を受けやすい構造です。
長年換気が行われないと、
窓まわりから結露・カビ・木部の腐食が進み、建物全体の劣化を早めます。
2-2. 放置された窓がもたらす3つの問題
(1) 雨漏り・腐食の原因になる
サッシのコーキングやパッキンは、紫外線で劣化しひび割れます。
そこから雨水が侵入し、窓枠や下地材を腐らせる原因に。
放置すれば外壁の中まで浸水し、修繕費が高額になるケースもあります。
(2) 防犯リスクが高まる
古い窓はガラスが薄く、クレセント錠も簡単に外せるタイプが多いです。
空き家狙いの侵入被害では「窓からの侵入」が全体の6割以上を占めています。
割れたままの窓や施錠不良は、空き巣にとって“格好の標的”です。
(3) 外観の印象が悪化
色あせたサッシや汚れたガラスは、「管理が行き届いていない家」という印象を与えます。
見た目の劣化は、売却時の査定額を下げるだけでなく、近隣景観にも影響を与えかねません。
3. 窓の劣化が空き家の資産価値を下げる理由
3-1. 劣化が“建物全体”に波及する
窓は建物の中でも外気と接する面積が大きく、劣化が早い部位。
そこから湿気や水が入り込むことで、壁・床・天井にまでダメージが広がります。
「外壁を塗り替えても内部が腐っていた」
そんなケースの多くは、窓まわりからの雨水侵入が原因です。
3-2. 結露・カビによる健康・衛生面の問題
閉め切ったままの空き家では、室内湿度が高くなり、
結露がカーテンやクロス、木部に発生します。
これがカビやダニの温床となり、再利用や賃貸化を検討する際の大きなマイナス要因になります。
3-3. いざ売却・賃貸化する時に査定が下がる
不動産査定では、外観の印象・窓サッシの状態も重視されます。
窓が古く、サビや結露跡があるだけで「手入れが必要=コストがかかる物件」と判断され、
査定額が数十万円単位で下がるケースもあります。
4. 空き家の窓を守るための3つの対策
4-1. 定期点検と換気を習慣化する
まずは「放置しないこと」が最大の防御です。
年に数回でも窓を開けて換気し、結露やカビの有無をチェックしましょう。
【チェックポイント】
- 窓ガラスの曇りや水滴跡
- サッシのゴムのひび割れ
- 錠のかかり具合(ゆるみ・開閉不良)
- 外壁との取り合い部分のコーキング割れ
少しのひび割れでも放置すれば雨水が入り込み、内部腐食に繋がります。
4-2. 簡易リフォームで“保護力”をアップ
空き家の窓対策としておすすめなのが、簡易的な保護リフォームです。
● 防犯ガラス・合わせガラスへの交換
侵入に時間がかかるため、空き巣が避ける傾向があります。
また、割れても破片が飛散しにくく安全です。
● 窓フィルムの貼り付け
外からの視線カット・紫外線防止・飛散防止が同時に叶う低コスト対策。
日差しの強い南面には特に有効です。
● 内窓(二重窓)の設置
空き家の温度変化を緩和し、内部結露を防ぎます。
防音・防犯効果も兼ね備えており、
「将来住む予定がある空き家」には特におすすめです。
4-3. サッシ交換で長期的な価値維持
築年数が古い場合は、サッシ自体を新しい樹脂サッシに交換することで、
断熱・気密性能が大幅に向上します。
【メリット】
- 雨漏りの根本防止
- 隙間風・結露の軽減
- 外観の印象アップ
- 防犯性の強化
サッシ交換は工期1日〜数日程度で完了するケースも多く、
補助金を利用すれば費用負担も抑えられます。
5. 豊川市で実際にあった窓リフォーム事例
5-1. 築35年・相続空き家のケース
相続後、3年間空き家となっていた住宅。
久々に訪れると、窓枠に黒カビとサッシのサビが広がっていました。
【対策】
掃き出し窓をLow-E複層ガラス+樹脂サッシへ交換。
室内の湿気を減らすため換気口を新設し、結露ゼロを実現。
【結果】
見た目が一新され、売却査定が**+70万円**に。
「早めに対応してよかった」とご家族も納得の結果となりました。
5-2. 使わない離れの防犯対策
普段人がいない離れに侵入跡があり、
防犯性を高めるために防犯合わせガラスを導入。
【効果】
ガラス破りが困難になり、安心して保管スペースとして活用可能に。
合わせてサッシの戸車を交換し、開閉もスムーズに。
6. 補助金制度でお得にリフォームできる
豊川市でも国の「住宅省エネキャンペーン2025」対象として、
断熱性向上・省エネ改修工事に最大20万円超の補助金が受けられる可能性があります。
特に「内窓」「ガラス交換」「樹脂サッシ化」は対象になりやすく、
空き家でも所有者が申請可能なケースがあります。
7. まとめ 〜空き家を“守る家”にするために〜
- 放置された窓は、雨漏り・腐食・カビ・防犯リスクを招く
- 定期的な点検と簡易対策で資産価値を維持できる
- 樹脂サッシや内窓導入で、空き家を“快適な住まい”へ再生可能
- 補助金を活用すれば費用を抑えてメンテナンスができる
空き家は「使わないからこそ守る」ことが大切です。
まずは一度、窓まわりをチェックしてみましょう。
家の“健康状態”は、窓を見ればわかります。
お問い合わせ情報
窓リフォームダイレクト 東三河店
所在地 〒442-0007 愛知県豊川市大崎町上金居場53番地
電話番号 0533-56-2552
問い合わせ先 info@sanyu-tosou.com
会社ホームページ https://sanyu-tosou.com/
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@team-sanyu



