【豊川市】気になる雨漏り…もしかして窓が原因?

目次

1. はじめに

「天井からポタポタ水が落ちてきた」「壁紙にシミが広がっている」――そんな雨漏りのトラブルに直面すると、多くの方は屋根や外壁に原因があると考えがちです。もちろんそれらも雨漏りの大きな要因ですが、実は見落とされやすいのが“窓まわり”です。

窓は開閉部である以上、どうしても外壁や屋根に比べて防水性能が弱点になりやすく、施工不良や経年劣化があれば雨水の侵入経路となります。特に豊川市のように梅雨や台風で強い雨にさらされる地域では、窓の状態が雨漏りリスクを大きく左右します。この記事では「窓が原因となる雨漏り」について、症状・原因・対策を詳しく解説します。


2. 豊川市の気候と雨漏りリスク

2-1. 梅雨と台風の多い地域特性

豊川市は東海地方に位置し、梅雨時期には長期間の降雨、夏から秋にかけては台風による暴風雨にさらされる地域です。特に台風時は雨が横殴りになり、窓の隙間や外壁との接合部から雨水が侵入しやすくなります。通常の縦降りの雨では問題がなくても、強風を伴う雨では窓が雨漏りの原因となることがあるのです。

2-2. 築年数によるリスク増加

築20〜30年以上経過した住宅では、窓枠周辺のシーリング材(コーキング)が劣化してひび割れたり縮んだりしています。この隙間から雨水が侵入し、窓周囲の木材や壁内に浸み込んでしまいます。見た目には異常がなくても、内部では下地材が腐食しているケースも珍しくありません。

2-3. 外壁との取り合い部分の弱点

窓と外壁の接合部は複雑な構造になっており、防水処理が不十分だったり、劣化が進んでいたりすると、そこから雨漏りが発生します。豊川市でも「外壁塗装は定期的にしているのに、なぜか窓周りから雨漏りする」という相談が増えており、窓のメンテナンス不足が原因となっているケースが目立っています。


3. 窓が原因で起きる雨漏りのサイン

3-1. 窓枠周りのクロスや木部のシミ

雨水が窓枠周囲から侵入すると、最初に現れるのが室内のクロスや木部に出るシミです。小さなシミでも放置するとどんどん広がり、最終的には壁紙の剥がれやカビの発生につながります。

3-2. サッシ下部の水たまり

強い雨の後にサッシの下に水が溜まっている場合は、排水機能がうまく働いていないか、防水処理が切れて雨水が侵入しているサインです。そのまま放置するとサッシ自体が腐食したり、下地材を傷める危険があります。

3-3. カビや結露が異常に増える

一見ただの結露に見えても、実際には雨水の侵入による湿気が原因のこともあります。窓周囲にカビが広がりやすい場合は、雨漏りが疑われる状況です。


4. 窓から雨漏りが起きる原因

4-1. シーリング材(コーキング)の劣化

窓枠と外壁の間を埋めるシーリング材は、紫外線や雨風で劣化が進みます。ひび割れや隙間ができると、そこから雨水が浸入します。築年数が経つにつれて必ず劣化する部分のため、定期的な打ち替えが必要です。

4-2. サッシや建具の歪み

地震や経年劣化によりサッシが歪むと、窓が正しく閉まらずに隙間が生じます。そのわずかな隙間から強風時に雨水が吹き込み、雨漏りの原因になります。

4-3. 防水シートや下地材の施工不良

新築時の施工が不十分で、防水シートの重なりや窓周囲の防水処理に不具合がある場合も、時間の経過とともに雨漏りとして表面化します。施工直後は問題なくても、数年後に被害が現れることもあります。

4-4. 排水機能の不良

窓には雨水を外に逃がすための水抜き穴(排水口)が設けられていますが、ゴミやホコリで詰まると雨水が溢れ、室内側へ逆流してしまいます。意外と見落とされやすい原因です。


5. 窓の雨漏りを放置するとどうなる?

5-1. 内装の劣化とカビの発生

雨漏りを放置するとクロスの剥がれやシミが広がるだけでなく、カビの繁殖を招きます。見た目が悪くなるだけでなく、胞子が空気中に舞い、健康被害につながることもあります。

5-2. 構造材の腐食

壁の内部に雨水が入り続けると、柱や下地材が腐食してしまいます。腐食が進むと耐震性が低下し、大規模修繕や建て替えが必要になるリスクもあります。

5-3. 家の資産価値の低下

雨漏りのある家は「メンテナンス不足の住宅」と判断され、資産価値が大きく下がります。将来的に売却や賃貸を考えている場合も、雨漏りは致命的なマイナス要因となります。


6. 窓の雨漏りを防ぐリフォーム方法

6-1. コーキングの打ち替え

最も基本的な対策は、劣化したシーリング材を打ち替えることです。耐久性の高い材料を使用すれば、今後10〜15年は安心できます。

6-2. 内窓の設置や窓交換

気密性・断熱性を高めるリフォームは、防水性の向上にもつながります。内窓の設置やサッシごとの交換によって、隙間からの雨水侵入を大幅に減らすことが可能です。

6-3. 外壁塗装と同時施工

外壁塗装を行う際に窓周りのシーリングも併せて打ち替えると、雨漏り防止効果が高まります。塗装工事と同時に行うことでコストも抑えられ、仕上がりの安心感も高まります。

6-4. 排水口の清掃・メンテナンス

窓の水抜き穴を定期的に清掃することも大切です。簡単な掃除で雨漏りを防げることもあり、日常的な点検ポイントとして意識すると良いでしょう。


7. 補助金を活用した雨漏り防止リフォーム

2025年現在、国の「先進的窓リノベ2025」をはじめ、省エネ性能の向上を目的とした補助金制度が充実しています。窓交換や内窓設置は対象工事となることが多く、最大で工事費の半額が補助されるケースもあります。豊川市独自の住宅補助制度と併用できる年度もあるため、補助金を上手に活用すれば、費用を抑えながら雨漏りリスクを解消できます。


まとめ

雨漏りは屋根や外壁だけが原因とは限りません。窓まわりの劣化や施工不良が大きな要因となり、豊川市のように雨が多く台風の影響を受けやすい地域では特に注意が必要です。

  • 窓枠のシミやカビは雨漏りサインの可能性
  • シーリング材の劣化やサッシの歪みが主な原因
  • 放置すると構造材の腐食や資産価値の低下を招く
  • コーキング打ち替えや窓交換で防止可能
  • 補助金を活用すれば費用を抑えて工事できる

「もしかして窓が原因かも?」と感じたら、早めの点検とリフォームを検討しましょう。雨漏りを未然に防ぎ、家族が安心して暮らせる住まいを守ることができます。


お問い合わせ情報

窓リフォームダイレクト 東三河店
所在地 〒442-0007 愛知県豊川市大崎町上金居場53番地
電話番号 0533-56-2552
問い合わせ先 info@sanyu-tosou.com
会社ホームページ https://sanyu-tosou.com/
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@team-sanyu

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次